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【第22回】その他仕訳(2)「借入金」「貸付金」「利息」

じっくり簿記 3級
【第22回】その他仕訳(2)「借入金」「貸付金」「利息」




こんにちは。たいちろうです。

簿記3級の検定試験は年3回あり、かつ受験料も2,500円程度となっており、お手軽な試験であるので、自信がなくともとりあえず受けてみることをオススメします。

仮にわからない論点があっても、わかる部分から埋めていけば意外と点数を稼げるので、知識を完璧にして臨む必要はないのです。どんどんトライしてみましょう。


今回は銀行などからお金を借りたり、逆に誰かにお金を貸したりした場合の処理を説明します。

借入金と貸付金

借入金と貸付金自体の仕訳は非常に簡単です。

借入金は負債なので、増加したら貸方に計上します。
また、返済をして減少したら借方に計上します。

借入金の増加
(借方)・・・ /(貸方)借入金 ×××

借入金の減少
(借方) 借入金 ××× /(貸方) ・・・



一方、貸付金は資産であり、増加したら借方に計上します、
貸付金が減少した(お金を返してもらった)時は貸方に計上します。

貸付金の増加
(借方) 貸付金 ××× /(貸方) ・・・

貸付金の減少
(借方)・・・ /(貸方)貸付金 ×××




例題22-1 銀行から現金1,000万円を借り入れた。
例題22-2 銀行から借りていた1,000万円を現金で返済した。


例題22-1 (借方)現金 1,000 /(貸方) 借入金 1,000
例題22-2(借方)借入金 1,000 /(貸方) 現金  1,000


シンプルなので、特に説明は不要と思います。
以下、本問のBSです。

例題22-1の仕訳を切った後のBS
第22回1


例題22-2の仕訳を切った後のBS
第22回2




練習問題22-1 取引先に現金1,000万円を貸付けた。
練習問題22-2 取引先から貸付けていた1,000万円を現金で回収した。


練習問題22-1 (借方)貸付金 1,000 /(貸方) 現金  1,000
連取問題22-2 (借方)現金 1,000 /(貸方) 貸付金 1,000



こちらも簡単なので特に解説はいたしません。

以下、本問のBSです。
(前提条件として、貸付の前に1,500万円を所持していたと仮定しています)
仕訳を切る前のBS
第22回3


練習問題22-1の仕訳を切った後のBS
第22回4

仕訳の通り、現金1,000万円が減少して貸付金が1,000万円増加しています。

練習問題22-2の仕訳を切った後のBS
第22回5

貸付金1,000万円が減少し、現金が1,000万円増加しています。

借入金、貸付金の利息
お金の貸し借りには「利息」がつくものです。

借入金の利息の支払いは「支払利息」、貸付金の利息の受け取りは、「受取利息」というPLの科目で計上します。

支払利息は費用の科目で、受取利息は収益の科目です。

支払利息が発生した時の仕訳
(借方) 支払利息 ××× /(貸方) ・・・


受取利息が発生した時の仕訳
(借方)・・・ /(貸方)受取利息 ×××



例題22-3 銀行より現金1,000万円を借入れており、その利息を現金で支払った。
なお、利率は年2%、借入の期間は6か月である。


例題22-3 解答 (借方)支払利息 10 /(貸方) 現金  10


科目について、借入金の利息という費用を計上するので、借方に支払利息を計上し、一方で現金を支払っている(現金が減少している)ので、貸方に現金を計上します。

金額について、1,000万円の年利2%は20万円ですが、本問では期間が6か月となっているため、

1,000万円×2%×6か月/12か月=10万円

という計算になります。(月割りが必要)

以下本問のBSとPLです。
前提として、資産は借入金による現金1,000万円のみと仮定しています。

仕訳を切る前のBS
第22回6


仕訳を切った後のBS
第22回7


現金10万円が減少し、990万円となっています。


仕訳を切った後のPL
第22回8

支払利息は費用であるためPLに計上されます。



練習問題22-3 取引先に1,000万円を貸し付けていたが、それに対する利息を現金で受け取った。
なお、利率は年利3%、貸付の期間は10か月である。


練習問題22-3 (借方)現金 25 /(貸方) 受取利息  25


科目について、貸付金の利息という収益を計上するので、貸方に受取利息を計上し、一方で現金を受け取っている(現金が増加している)ので、借方に現金を計上します。

金額について、1,000万円の年利3%は30万円ですが、本問では期間が10か月となっているため、

1,000万円×3%×10か月/12か月=25万円

となります。(月割りが必要)

以下、本問のBSとPLです。
前提として、取引先に対する貸付金1,000万円の他、現金500万円を保有していると仮定しています。
仕訳を切る前のBS
第22回9

仕訳を切った後のBS
第22回10

現金25万円が増加しています。

仕訳を切った後のPL
第22回11

受取利息25万円がPLに計上されます。

以上で借入金、貸付金および利息についての解説を終わります。

利息の計算は、月割りにすることを忘れがちになるので注意しましょう。
今回の要旨は以下の通りです。

・借入金は増加したら貸方、減少したら借方
・借入金の利息は支払利息という費用(発生したら借方)
・貸付金は増加したら借方、減少したら貸方
・貸付金の利息は受取利息という収益(発生したら貸方)
・利息の計算は、月割りする


次回は「商品券」の処理について解説いたします。

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